
健康のために「規則正しい生活習慣」は基本です
「規則正しい生活習慣」は規則正しい朝食の摂取からスタートします
このような、教育を受けて育ちました
子どもが通っていた幼稚園では「はやね はやおき あさごはん」の歌と体操がありました
こちらの動画が「はやね はやおき あさごはん」です
朝食を摂っている子どもの方が「学力」が高いと聞いたことはありませんか?
「朝食を摂らないと頭が悪くなる」そう思っていませんか?
こちらは、女性セブンより抜粋したものです
全国学力・学習状況調査」(通称・全国学力テスト、2017年度)の結果が公表された。教育現場では、結果を巡って一喜一憂する一方で、テストに付随して行われた「保護者アンケート」というものがある。これまで、2013年度と2017年度の2度のみ、実施されたものだ。アンケートの対象は、テストを受けた小6と中3の保護者から無作為に抽出された12万人。〜中略〜 遅刻してしまうレベルであれば問題ですが、そうでなければ早寝・早起きをすることが必ずしも学力に直結するわけではないと思います」朝食を抜く子供は「脳に栄養がいかないから集中力が欠ける」とよくいわれるが、学力にはほとんど関係ないようだ。
学校の成績の良し悪しは朝食だけではわかりません!
「朝食」と「学力」は相関関係であり”因果関係”ではありません!
そして、子供に「朝食を食べさせなくてもよい」ということではありません
飽食の時代
昔の日本人は1日2食程度でした。「1日3食」食べるようになったのは、江戸時代に入ってからです。「1日3食」食べるといっても、とても質素な食事です。一汁一菜(いちじゅういちな)に小魚の干物程度でしたが、それでも立派なご馳走でした
鉄道網が発達すると、食を大量に輸送できるようになりました
冷蔵・冷凍技術が発明され、食品の長期保存が可能になり、輸入・輸出が増加しました
畜産業は工業化されて「抗生物質や不自然な飼料」を使用して大量生産されるように
農業は機械化されて「農薬・化学肥料や除草剤」の発明により収穫量は増大しました
食品業界も「食品添加物」の発明により「大量に安く早く」生産されるようになりました
食品添加物については、こちらの記事に書いてあります
さらに、24時間の「飲食店やコンビニエンスストア」は、いつでも食べることができる「飽食の時代」を加速させました
わずか100年で食生活は激変したのです!
この激変が、様々な病気を引き起こします
生活習慣病の99%は過食が原因
「1日3食必ず食べなさい」
幼児期からこのような教育を受けているので、これが「正しい食習慣」だと信じて疑うことを知りません
幼児期からの”習慣”で、朝になると条件反射で「朝食」を食べたくなっているだけにすぎません
習慣になっているだけなんです
実は、この「1日3食」が老化をもたらし、様々な病気を引き起こしている原因なのです
日本では昔からこのようなことが言われています
「腹八分に病なし」
ドイツの諺にはこのようなものがあります
「1日3食のうち2食は自分のため、1食は医者のため」
食べ過ぎがよくないことは昔から知っているようですHIDEOUT
老化と寿命に関して「アカゲサル」の実験があります
20年にわたり、30%の「カロリー制限を行ったサル」と「自由に食べていたサル」を比較したのもです
「自由に食べていたサル」は見た目の老化も顕著に現れ、生存しているのは約半数の37%であり、加齢に関係する病死でした。「カロリーを制限を行ったサル」は80%が生存しており、加齢に関係する病死は13%です
このことから、ウィスコンシン大学とアメリカ国立老化研究所が「カロリー制限はサルの寿命を延ばす」との研究成果を発表しています
▼食べ過ぎないことで防げる病気
- 糖尿病
- 脳卒中
- 心臓病
- 脂質異常症
- 高血圧
- 肥満
- アレルギー
- 癌
カロリー制限や食事回数を減らす(1日1食・1日2食)ことで「長寿遺伝子」がONになるので、食べ過ぎはよくありません
食事回数を減らす【1日1食or1日2食】
ここで出てくるのが「朝食は食べた方がいい」のでは?
結論からいえば「朝食は食べない方がいい」のです
午前中は「排泄モード」になっており、逆に夜は消化吸収モードになっています
夕食の食事は、しっかりと体に蓄えられています
- タンパク質→筋肉・細胞内
- 糖分→肝臓・筋肉
- 脂肪→脂肪細胞・内脂肪
朝はエネルギー不足どころか、エネルギー満タン状態になっています
このことからも、1日1食にする場合は朝ではなく、昼か夜にするといいでしょう
まだ、何の活動もしていない朝に食べないと動けないのは「砂糖依存症」になっているかただの習慣です
子どもは1日何食?
子どもはまだ、胃が小さく体もできあがっていません
成長期の子どもは「1日3食」必要です
必要ですが、お腹いっぱいの3食は多加すぎます
そして、おやつは不要です
ひとつは、食べ過ぎ
もうひとつは、有害なものが多いことが挙げられます
「糖の有害性」や「添加物の有害性」がこれにあたります
国民の健康や安全よりも経済を優先させていることは、分かりきっていることなので、子どもの食育に少し関心を持ちましょう。ここで、注意して欲しいのが「医学」にも「食育」にも「栄養学」にも企業のスポンサーが参入しているということです
企業は、儲からないことはしない!儲かることだけをする!
子どもの健康を守るのは”親”です