
日本の労働生産は、先進7カ国中50年近くも最下位をキープし続けています。
非常に、効率の悪い働き方をしておりまた、長時間労働を美徳として捉えているのが現状です。
1日のリセット術
人間の脳は、起きて2時間が非常に集中力があります。この時間を最大限に生かすために作戦(代案)を立てましょう。
例えば、「朝起きてすぐは眠くてボーっとして過ごしている」のはもったいなにので「朝シャワー」を浴びるなどです。たった、5分で気分をリセットできて3時間の良質な集中を得ることができます。
朝のリセット術
- カーテンを開けて寝る
- 5分だけ横になり目を開けている
- リズム運動
- よく噛んで、朝食をとる
- 絶対にTVを見ない
脳のゴールデンタイムをしっかりと活用できるように、作戦を立てましょう!HIDEOUT
午後のリセット術
- 外出して、日光を浴びる
- 昼寝(仮眠)する
- 運動
- 場所を変える
- 仕事の中身を変える
- 退社時間を決める
昼寝をしなくても、椅子に座ったままの状態で、机の上で顔を伏せて寝るようなたり方でも効果的です。
夜のリセット術
運動は、究極のリセット方法です。30分〜60分程度の運動で以下の効果があります。
- 海馬の神経を増やして長期記憶を強化する
- シナプスのネットワークが強化され、脳が育つ
- 学習能力がアップする
- 頭が良くなる
- 作業記憶が、50%アップする
- 睡眠の質が65%アップする(週150分程度)
運動は、眠りに入る3時間前までに終わらせて、週1回は必ず行うこと!
さらに、15分の運動で死亡率は14%低下して平均寿命は1002日アップします!HIDEOUT
このようなことからも「時間がないから運動しない」ことは非常にもったいないと言えます。運動することにより、時間だけでなく寿命まで伸びるのですから。
制限時間術
人間は追い込まれた時に、最高のパフォーマンスを発揮できるように作られています。例えば、夏休みの宿題のように「制限時間」を区切ると集中力がアップします。
ストップウォッチなどを使って、時間を区切って仕事に取り掛かり「初頭努力と終末努力」及び休憩を使って集中力を維持しましょう。
15・45・90の法則
- 同時通訳者の集中時間は15分です。本当の深い集中力は15分が限度。
- 小学校の授業は45分。子供の集中力の限界は、45分が限度とされています。
- 大人の授業やサッカーの試合時間は90分。大人の集中力の限界は90分が限度とされています。
人間のリズムは、24時間のサーカディアンリズム以外に「90分の覚醒・20分の眠気」からなるウルトラカディアンが存在します。ウルトラカディアンは人によって違います。大切なことはそれをつかめることです。
▼サーカディアンリズム
日本語で「概日リズム」。人はある時間になると自然と眠くなり、ある時間になると自然と目が覚めます。人が生まれながらにしてもっている身体リズムを「体内時計」言います。そのなかで24時間周期のものを「サーカディアンリズム」と言います。
リセット術以外にも「整理整頓」は非常に大切です。
なぜなら、人間は1年間に探し物に使う時間は、なんと150時間!
探し物で、時間を中断されると集中力を戻すのに15分掛かります。膨大な時間のロスを減らすために「整理整頓」を行いましょう。
時間を有効活用して、労働生産性と幸福度をあげましょう!