“集中力”の高め方〜リセットとゴールデンタイム〜

日本の労働生産性は、高いと思っていませんか?

実は、残念なことにとても低いんです。

なんと、先進7ヶ国中最下位!

しかも、1970年以降ずっと最下位なんです。50年近くも最下位とは…。

OECD加盟国35カ国中22位ですが、それでも低いのが現状です。

▼OECDとは

経済協力開発機構のこと。日本は日本は1964年に加盟。貿易・資本の自由化、発展途上国援助、経済政策の調整などを目的としています

▼労働生産性とは

労働者が、どれだけ効率的に成果を生み出したかを定量的に数値化したもの

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簡単に言えば”仕事効率”の指標のことだよ

時間あたりの労働生産性は、日本の42.1に対してアメリカは68.3となっています。

なんと、この差1.6倍!

つまり、日本はアメリカの1.6倍働かないと同じ価値を生産できないということなんです。残念なことに、圧倒的に効率が悪い働き方をしている日本。

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GDP世界3位なのは、長時間労働でカバーしてきたからなんです

日本は、いまだに「長時間労働」を美徳とする風潮があります。

▼2019年度版「世界幸福度ランキング」

1位:フィンランド

2位:デンマーク

3位:ノルウエー

58位:日本

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ノルウエーは労働生産性も3位です

生産性をあげて、余暇時間を自分のために使いましょう!

集中力をリセットして時間を生み出す

集中力を高めるために1番必要なことは睡眠です。100を120にすることは、できませんが50を70に引き上げることができます。

それだけではないんです。

睡眠を削ると、癌のリスクは6倍になります。死亡率も2.4倍にもなります。その他「脳卒中・心筋梗塞・高血圧・糖尿病」なども数倍跳ね上がります。

つまり、睡眠を削ることは「命を削る」ことにに等しいと言えます。

◎集中力(作業効率)×時間=仕事量

例えば、睡眠を1時間削り、仕事を1時間増やしたとします。ここで、集中力が20%下がればこうなります。

1.6時間多く働かなければいけないということ(8時間×0.2=1.6時間)

有酸素運動も有効的です。疲れた脳は有酸素運動をすることにより、BDNF(脳由来神経成長因子)が分泌されます。すると、ドーパピンも分泌も活発になり集中力がリセットされます。

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隙間時間に、数回スクワットすることでも有効です

脳のゴールデンタイム

人間の脳は、朝起きてから2時間は疲れていないので集中力は2倍高まります。この時間を「脳のゴールデンタイム」と言います。

そのため、ゴールデンタイムは集中力の高い時間帯なので、集中する仕事をしましょう!

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起きてすぐに、SNSのチェックなどは非常にもったいないのでやめましょう!

私たちの仕事は、「集中仕事」と「非集中仕事」に分けられます

▼集中仕事とは

  • 文章を書く
  • 資料を作成する
  • 英文を書く
  • 決裁書を作成する

このように、人に話しかけられたら作業が中断してしまい、効率が悪くなってしまうような仕事内容です。

▼非集中仕事

  • メールのチェック
  • 資料に目を通す
  • 電話をする
  • コピーをする
  • 来客の対応

このような仕事は、ゴールデンタイムを避けて行いましょう。

朝起きて、メールやSNSの返信は気になりますが、それで壊れる友情は本当の友達ではありません!その友達は「自分が大事に扱われていない」と自己承認欲求が働いているだけです。そんなことに振り回されれる必要はないのです。

ゴールデンタイムにスマホいじりはもったいないので、今日からきっぱりやめましょう。

また「To Doリスト」を作成することにより、有意義な時間活用ができます。

時間を有効活用して、労働生産性と幸福度をあげましょう!