
食品は気をつけているけど、洗剤やシャンプー、化粧品などは無頓着なのではないでしょうか?
これらは、毎日使用する物です。
皮膚を通過して体内に入る毒についても考えましょう!
経皮毒とは
経皮毒は、日常で使われている「洗剤」や「日用品」などに含まれる有害な化学物質です。
私たちの皮膚は、3層になっており外敵や異物の侵入を防いでくれます。
しかし、合成界面活性剤などでバリアの役割をしている角質層が破壊されてしまいます。そここへ、有害化学物質が毛細血管まで浸入してしまいます。
結果、血液に乗って全身を巡る事になります!
この有害物質は、脳や体に多大な影響を与えます!HIDEOUT
毒物の主な体内の侵入方法
毒物 が体内に入るとしたら、次の3つの経路が考えられます。
口・鼻・皮膚です。
1)経口吸収(口から入る)
◉口から吸収
- 化学添加物を含む食品
- 野菜に残留する農薬
- カップラーメン・弁当の容器(スチレン樹脂)
- 給食などに使われる容器(ポリカーボネート製の食器)
2)経鼻吸収(空気を介して吸い込む)
◉鼻から吸収
- 大気汚染
- 公害(ダイオキシンなど)
- 農薬が散布(畑・ゴルフ場周辺など)
3)経皮吸収(皮膚から入る)
◉皮膚から吸収
- 合成界面活性剤(合成洗剤・化粧品・シャンプーなどに含まれる)
- ユニットバス(ポリスチレン樹脂・ABS樹脂製のもの)
- 日用品に使われる防腐剤、酸化防止剤、溶解剤(乳化剤・保湿剤など)
経口毒は90%体外に排毒。経皮毒は10%しか体外に排毒されません!
経皮毒の問題点
1)各部の吸収倍率の違い
※二の腕の内側を1した場合
- 頭:3.5倍
- 額:6倍
- 頬:13倍
- 顎:13倍
- 背中:17倍
- 脇:3.6倍
- 手のひら:0.83倍
- 性器:42倍
- かかと:0.14倍
角質層が厚い部位は吸収量が少なく、薄い部位は多くなる傾向にあります。
性器は42倍の吸収率です。
その為、特に「入浴剤・ボディソープ・生理用品」などは安全性の高いものを選びましょう!!
女性の生理ナプキンを化学物質の少ない物や布製にした場合、婦人科系のトラブルも減少すると言われています。HIDEOUT
口内や肛門など、粘膜に覆われた部位は角質層がないので皮膚のバリアが効きません。解熱で使用する座薬に即効性があるのはその為です。
口中も皮膚のバリアが効きません!
「歯磨き粉・マウスウォッシュ」なども注意が必要になります。
市販の歯磨き粉はほぼ「有害化学物質」が使用されている事を忘れてはいけません。
2)体外に排毒されにくい
皮膚から入った化学物質は、10日かかって10%も排出されないと言われています。
ほとんどは皮下組織に残留し、体内に蓄積されるこになります。皮下組織は、脂肪が多く脂肪に経皮毒性のある有害物質が蓄積されます。
3)複合的な因果関係による副作用
シャンプーや化粧品に使用されている材料は、成分表示が義務づけられています。しかし、あまりにも多くの成分が使われています。その成分同士による複合的な副作用については、安全性が確かめられていません!
経皮毒による症状
1)中毒症状
有害な化学物質が、体内の到る所で中毒症状を引きおこす(有機水銀が原因の水俣病等)
2)アレルギー症状
体内の抗体物質が毒性に対し過剰に反応(アトピーやアレルギー等)
3)発がん性物質
がんの原因となる化学物質を多く含くむ
4)環境ホルモン
外部から侵入し、内分泌ホルモンを混乱させ、様々な障害を引き起こす(不妊症等)
5)脳の病気
「認知症・自閉症・学習障害・適応障害」等の原因の一つ
キレやすい子どもや学級崩壊また、ひきこもり等の原因とも言われています。HIDEOUT
前述しましたが、経皮毒は「脂肪」に溜まります。
脳の約60%は脂肪で出来ています。
脳は脳関門という「有害物質・細菌」などを脳に行かせない関所があります。
しかし、ある種の経皮毒素は脳に到達してしまいます。
そうすると…
- 学習障害
- 多動症
- 自閉症
- 免疫力を弱める
- 皮膚の炎症
- アトピー性皮膚
- 花粉症
- 気管支喘息
これらの症状をを引き起こす恐れがあるのです。
経皮毒の元となる物は石油です。
経皮毒を減らす方法
1)プラスチックより安全素材の陶磁器を使う
2)洗剤ではなく石けんを使う
3)合成界面活性剤を使用していないものを選ぶ