
子どもの頃、コーヒーは体に悪いといわれていましたが、近年「体にいい健康的な飲み物」のイメージが定着しているように思えます
しかし、現在も「コーヒーはよくない」という内容の書籍も多々あります
そこで実際、コーヒーの「健康への影響」はどうなのか?
結論!「コーヒーは体に良い!カフェインの過剰摂取が良くないだけ」
健康への影響
コーヒーは体に良いのか悪いのか?
飲みすぎなければOKです
それは”カフェイン”が含まれているからなんです
そのことを踏まえて「妊娠中」「子ども」は、飲まない方が良いといわれていたのです
カフェインとは?
そこで、カフェインは何が悪いのか?ということになりますが、簡単にいえば「興奮薬」です
興奮作用を持ち、世界で最も広く使われている精神刺激薬である。カフェインは、アデノシン受容体に拮抗することによって覚醒作用、解熱鎮痛作用、強心作用、利尿作用を示す。
人によっては、興奮しすぎになるから「飲まない方がよい」ということです
カフェインの過剰摂取が原因で、救急搬送される若者が急増している事例も多くありますが、あれは「急性カフェイン中毒」によるものです
「エナジードリンク」に代表されるカフェインを含んだ飲料は、若者に人気があります
「試験勉強」や「長距離ドライブ」で飲んだことがある人も多いと思いますが、安易に飲むと「カフェインの大量摂取」になりますので注意が必要です
コーヒーのメリット
最新の研究により「コーヒーは体にいい」ということが次々と明らかになっています
これは、コーヒー好きには朗報でした!
コーヒーの健康効果に関する本も多く出版されています
コーヒーには、ポリフェノールが多く含まれています
この、コーヒーポリフェノールが「癌・動脈硬化・心筋梗塞」などの生活習慣病の予防に効果があります
コーヒーのポリフェノール含有量は赤ワインに匹敵するほどHIDEOUT
癌の発症リスクを低減
ポリフェノールの抗酸化作用により「前立腺癌・肝臓癌・腎臓癌・大腸癌」の発症リスクが低いという報告があります
「活性酸素」が遺伝子を傷つけることが癌の原因なので、「活性酸素」を抑える”ポリフェノール”を摂取することで効果があるとされています
心筋梗塞・脳梗塞のリスク低減
コーヒーには、ポリフェノールの一種「クロロゲン酸」が多く含まれています。「クロロゲン酸」は、肝臓で代謝され半分以上が「フェルラ酸」という成分に変化します。これが、血管内で血小板が固まるのを防いで”血液をサラサラ”にします。そのため、血管が詰まりにくくなり「脳梗塞・心筋梗塞」を防いでくれると考えられています
2型糖尿病の発症リスクの低減
フィンランド国立公衆衛生研究所の調査で、「1日3~4杯のコーヒーを飲んだ場合、飲まない人に比べて女性29%・男性27%が糖尿病にかかる率が減少する」と報告があります
これ以外にも「アメリカ・日本」などの各国で、コーヒーの2型糖尿病予防効果 について「効果あり」という研究結果の報告がされています
認知症のリスク低減
コーヒーに含まれている「トリゴネリン」という成分が、脳神経細胞を活性化させます
アメリカウィスコンシン大学の研究結果、「1日261mgのカフェイン(コーヒー2杯分に相当)を摂取する人は、10年後に認知症になるリスクが36%低いことが判明しました
その他
- リラックス効果
- 血圧を調整する(血圧を下げる)
- 老化防止
- ダイエット(脂肪燃焼)
- 美容効果(シミ予防)
コーヒーのデメリット
主なデメリットは、カフェインが入っていることでもたらす惡影響です
体を冷やす
マクロビオティックの観点では陰の飲み物なので、避けるものとされています
コーヒーの注意点
コーヒーは体にいいと「コーヒー推奨論」がトレンドですが、いくつか注意が必要な点があります
カビ毒(マイコトキシン)
発癌性物質(肝臓癌)で肝臓障害を引き起こします。カビ毒は「穀物・レーズン・ビール・ワイン・チョコレート」などにも含まれています
カビ毒を避けるためには、手作業で質の悪い豆を取り除いた「スペシャリティコーヒー」 を選ぶとリスクは低減されます
本格的に避けたい場合は、安心して購入できるショップから生豆を購入して、カビた豆を手作業(ハンドピック)で取り除く方法もあります
また、良質なコーヒー豆を使用し「カビ毒」を徹底的に取り除いたコーヒーもあります
「完全無欠コーヒー」に最適なコーヒーで、評判も大変良いコーヒーです
缶コーヒーを飲んでいる
原材料を見ると、様々な添加物が入っていますので避けましょう
ファミリーレストランなどの飲み放題のコーヒー
通常の3倍もの抽出が可能な添加物(リン酸塩)が使用されています
リン酸塩は、必須ミネラルと結合して排出されてしまうため、摂取したミネラルを奪ってしまいます
砂糖やミルクを入れている
どちらも、体に悪いためブラックで飲みましょう
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コーヒーフレッシュは「水と油と添加物」です
結論:コーヒーは体に良い!カフェインの過剰摂取には注意が必要!
コーヒーは体には良いが、カフェインの過剰摂取には注意が必要です
体に良いからといって、大量にコーヒーを飲むことは良くありません
- 体への悪影響はほぼない
- 飲み方に問題あり(飲む時はブラックで)
- 缶コーヒーは飲まない
- 飲み放題のコーヒーは避ける
- 飲み過ぎ注意
結局は「カフェインの量」と「飲み方」です
何事もほどほどに「過ぎたるは及ばざるが如し」です