ファスティングで長寿に!?

ナグモクリニック院長南雲吉則医師が「1日1食」を実践した結果

減量とアンチエイジングに成功して「1日1食」が話題になりました

当時は、特別な人だと思っていましたが「1日1食」や「1日2食」(朝食を抜くプチ断食)を推奨している著名人は多いのです

▼1日1食の著名人

  • ドクター中松さん(発明家・実業家)
  • 三枝成彰さん(作曲家・大学教授)
  • 石原結實さん(医学博士)
  • 南雲吉則さん(医師)
  • ビル・ゲイツ氏(マイクロソフト創業者)
  • 星野佳路さん(星野リゾート代表取締役)
  • 高田明さん(ジャパネットたかた創業者)
  • 小野伸二さん(プロサッカー選手)
  • 未唯さん(ピンクレディ:歌手)
  • バラク・オバマ氏(第44代アメリカ大統領)
  • ナレンドラ・モディ氏(第18代インド首相)
  • 荒木 飛呂彦さん(漫画家)

他にもたくさんの芸能人方が実践しています

見た目が、実年齢より”若い“印象を受けます

1日3食は食べ過ぎ

日本で「1日3食」食べるようになったのは、江戸時代に入ってからです

それまでは1日2食でした

アメリカも同様で、以前は1日2食です

これは、エジソンが発明した“トースター”を売りたいために「朝食を食べた方がいい」と推奨したようです

生活習慣病の99%は過食といわれています

また、このような諺があります

「腹八分目で医者いらず」

ヨガの教義にもこのような言葉があります

「腹六分目で老いを忘れる」

「腹四分目で神に近づく」

1日3食(朝食がよくない)がよくないことは、こちらの記事を参考にしてください

1日1食は賛否両論ですが、下記は反対派です

  • 厚生労働省
  • 全国健康保険協会
  • 国立栄養研究所佐伯矩医学博士
  • 管理栄養士の星屋英治さん
  • 精神科医の和田秀樹さん

経済優先で、企業のスポンサーが絡んでいそうですね

食事制限で長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)ON

食事制限をすると、長生きするという実験結果があります

これは、アメリカウィスコンシン大学の研究チームが行った有名な実験です

アカゲサルを2グループに分け「30%カロリー制限を行ったサル」と「カロリー制限をしていないサル」に餌を与えます。20年間続けたところ「30%カロリー制限を行ったサル」の方が生存率は1.6倍に伸びたというものです。さらに、病死は3分の1、癌や心臓病の発症率は半数未満とうい結果に。見た目も、肌のハリや毛なみも衰えにくかったことから、アンチエイジング効果もあると考えられます

こちらの、動画サイトYouTubeで見ることができます

長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)とは

長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)は、アメリカマサチューセッツ大学のレオナルド・ガレンテ博士によって確認されました

この遺伝子は、長寿の人だけが持っている遺伝子ではありません。短命な人も生物なら全てが持っている遺伝子なのです。誰でも持っている遺伝子ではありますが、ONにしないと作動しません

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長寿遺伝子をONにするためにはどうすればいいの?

それは、過食をやめることです!

小食にして「カロリー制限」を行えばいいのです

▼老化のメカニズム

全身の細胞の中にある遺伝子は「活性酸素」や「紫外線」により酸化し傷つきます。その傷が細胞分裂するたびに、引つ継がれて蓄積すると細胞がボロボロになります。

長寿遺伝子は、遺伝子を傷から守る「酵素」を作り出します。カロリー制限を行うことで「酵素」が働きを助ける物質と合体することで動き出します

そうすると、遺伝子の連結は強化されて「活性酸素」や「紫外線」による傷から守られるのです

このようにして、遺伝子の傷つく頻度が少なくなるのです

要は、老化のスピードが遅くなる「長寿遺伝子」がONになったということです

逆に、過食の場合は「酵素」を助ける物質が大きくなり過ぎて合体できません

活動ができないということです

そうすると、遺伝子が傷つくのを守ることはできずに、老化が進んでしまいます

小食のメリット

食べ過ぎが「老化」と「万病」を引き起こす原因です

本格的な「断食」から「プチ断食」(1日1食or2食)または、小食にすることで様々なメリットがあります

  1. 寿命が延びる(長寿遺伝子ON)
  2. 病気にかかりにくくなる
  3. 体が引き締まる(ダイエット効果)
  4. 食費が減る
  5. 不妊症が治る
  6. 疲れにくくなる
  7. 肌が若返る
  8. 頭が冴える

この他にも、「仕事がはかどるようになった」「前向きになった」「高血圧が治った」などの効果があるようです

小食にすることで、大きなメリットは、体に入ってくる「」も少なくなるということ

デットクスという言葉は、すっかり浸透しましたよね

デットクスの意味は「解毒」

体の中の「毒素」を抜く体内浄化のことです。「生活環境」や「食習慣」などから、体内に不要な有害物質が溜まりやすくなっています

▼食べ物の毒

  • 食品添加物
  • 農薬
  • 化学肥料
  • 遺伝子組み換え食品
  • 薬漬けの「家畜」や「養殖の魚」
  • 放射能物質
  • トランス脂肪酸

毒が入っていない食品を探すのは至難の業です

デトックスという言葉が浸透したのは「毒を出したい」という意識が、高まったからではないでしょうか

毒が入ってこなければデトックスはは不要なわけで、「小食にする」これだけで有害物質の摂取が減らせます

〜腹八分目で医者いらず〜

突然、一気に断食を行うのではなく、少しずつ体を慣らしましょう

気長に、気楽にファスティングです