鬱・不眠・不安障害は全て「心」の病?

眠れないというと「眠れないならその時間に何かやったら」と言われたり、「ストレス」と決めつけられたりするので腑に落ちませんでした。

また、鬱の人に対して影で「メンタルが弱いから」「性格的になりそうだ」と言っている人がいましたがホントにそうなの?

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どの症状に対してもストレスだけが原因なのか疑問でした

症状

 

 

 

 

ドライアイと片頭痛

長年「片頭痛」と「ドライアイ」の症状で苦しんでいました。どの病院に行っても色々と検査はしますが最終的には、片頭痛は「鎮痛剤」を処方されてドライアイは「目薬」を処方されておしまい。その場しのぎで、棍本的な解決には至っていないような…。

一般的に偏頭痛の原因は「ストレス」「誘発する食品」「環境」等が言われています。どのような時に頭痛が起こったのかチェックしてました。個人によって違いはありますが、私の場合は「気圧」や「食品」の関係性はないように思われます。割合として、目が乾いている時に頭痛が起こる比率が非常に高かい傾向にありました。特に朝起きると目が乾いて頭痛も起こっていました。ドライアイと頭痛の関係性についてはあまり取り上げられておらず因果関係は部分的のようです。

IT機器使用によるVDT作業の増加に伴い、我々は通常診療において非常に頻繁に頭痛とドライアイ双方を認める患者を診察する機会に遭遇する。しかしながらこの双方のスペシャリストおよび報告は極めて少ない。本稿では過去の報告をもとに「頭痛とドライアイは関係があるのか?」について考察する。結論としては「相関関係はあるが、因果関係は極めて部分的」というものである。

いつも、目薬を片時も離さず持ち歩いて常に使用していましたが、自ら涙を出さなくなると言われたのをきっかけに「目薬の使用」をやめました。酷い時は吐く事もあった頭痛ですが、鎮痛剤は体温を下げるためよくないと思い、使用を控えていました。こちらは、頭痛が起こった時は諦めて病院から処方された薬を飲んでいました。意識はしていなかったがいつの間にか、どちらの症状もほとんどなくなりました。

ドライアイは「薬の使用をやめ」頭痛は「薬を使用する」という逆のことを行なったのに不思議なことです。諦めて受け入れたのがよかったのか「ストレス」だったのか原因は不明です。そこで「頭痛」について掘り下げてみます。

頭痛の主な原因
  • 低気圧
  • 温度変化
  • ストレス
  • 誘発食品(ワイン、チョコレート、チーズなど)
  • 寝不足、寝すぎ
  • アルコール

片頭痛は血管の「拡張」によって起こります。血管を広げたり縮めたりするのは”自律神経”になります。ドライアイの涙の調節も”自律神経”で調整されています。自律神経も関係がありそうです。

頭痛についてスマホのアプリがありますので、よかったら試してみてください。

■Android→頭痛ログ   iphone→頭痛ログ

 

 

 

 

自律神経

自律神経の中枢は脳の視床下部という場所にあり、自分の意思ではコントロールできません。寝ている間も休む事なく働き続け、内臓器官に関わる重要な神経で「心臓・肺・胃腸・肝臓・膀胱・唾液腺・内分泌腺・汗腺・瞳孔・血管」身体の生態機能をコントロールしています。

自律神経が乱れる原因

1)精神的ストレス・身体的ストレス

人間関係、仕事関係などの「悩み」や「不安」による精神的なストレスと「過労」や「温度変化」などが身体的なストレスとなって自律神経を乱す原因になります。ストレスが過剰になると「交感神経」と「副交感神経」のバランス(自律神経)が乱れます

2)不規則な生活

「寝不足」や「不規則な食生活」を続けていると、生体のリズムが狂い自律神経のバランスを乱す原因になります

3)疾患が原因

更年期障害では、女性ホルモンの分泌が急激に減ることで自律神経が乱れる原因になります。突然のほてりやのぼせ、頭痛、目眩などの不調があらわれます

自律神経失調症とうつ病の違いは?

自律神経失調症とうつ病の違いはどう違うのか?

どちらも「ストレス」で発症する人もいますが、症状を分けて考えると分かりやすいと思います。

 

 

 

自律神経失調症

自律神経失調症は「体に症状」がでます。

■頭痛 首や肩のこり 不眠 過呼吸 不整脈 からだのほてり 過剰な発汗 倦怠感 耳鳴り 脱力感 食欲不振など

うつ病

うつ病は「心に症状」がでます。

■死にたくなる(自殺願望) 集中力がない 何に対しても興味が湧かない 心から笑えない

うつの症状として「不眠」などもあげられますが、これはすでに「自律神経失調症」の時に出ている体の症状になります。不調は体への症状が出るため「自律神経失調症」の状態が「うつ病」より先に症状が出ます。体の不調に対して、何らかの処置をとらずに長い間その状態を続けると「うつ状態」になっていきます。更に「うつ状態」の時に放置すると、本当の「うつ病」になってしまいます。

“自律神経失調症→うつ状態→うつ病へと進んでいく”

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うつ病になる前に体に何らかの症状があるはず



ストレスとは?

 

 

 

ストレスがない人はいないと思います。ストレスが病気の要因のひとつではありますが「ストレス=心のストレス」と考えてしまわないことです。ストレスは「心のストレス」と「からだのストレス」に分けられます。どちらのストレスを受け止めるのは。そのため「心のストレス」も「からだのストレス」も両方とも脳に負担をかけます。

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うつ病を心の病と思わないで

日常生活から考えられる原因や、体の歪みを疑みを治すなど自律神経を整え「心」と「体」のストレスを減らしましょう。体の悩みが減る事で心によい影響を与えることはあるはずです。

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フィジカル面から見直して心の健康を取り戻して”ハッピーライフを”