農薬より怖い!ポストハーベストとは!?

葉物野菜や皮を剥かないフルーツ(イチゴなど)の「残留農薬」が特に気になり、どこまで洗えばいいのか分からなくなるHIDEOUTです。

ポストハーベストの事を知ってからは、輸入品の食品を食して大丈夫なのかと疑問が湧きました。

残留農薬

一般的には「無農薬野菜=安全」だと思われています。

言い換えれば、「農薬=危険」だとも言えます。農薬は「農薬取締法」によって定められています。

1948年施行。農薬の登録制度を柱に、製造や販売、使用などを規制。申請者が提出した試験結果は、農林水産消費安全技術センターが検査し、農水省に報告する。71年の改正で、殺虫剤として使われていたDDTBHCなどが販売禁止に。無登録農薬の流通を受けた2002年の改正では、従来の無登録農薬の販売禁止に加え、製造や輸入、使用も禁止され、罰則も強化された。

日本での「農薬の製造」や「輸入」および「販売」や「使用」について、農薬取締法に基きて登録されたもが可能になっています。登録に関して使用できる「作物・時期・量・回数」などの基準が決められており、それに従い使用すれば安全と判断されます。

農薬の食品への残留については、食品衛生法によって残留基準が設定されています。

残留農薬は「殺虫剤・除草剤・抗菌剤・植物成長促進剤・殺鼠剤」など、用途別に様々な種類があります。

日本で登録されている農薬成分だけで520種前後あり、許可されていない物質も含めるとその倍以上の種類の農薬成分があります。広い定義ですが「食品」や「環境中」に残留していれば残留農薬と見なせます。

残留農薬を減らす方法として、調理前は「よく洗う」「皮をむく」と残留農薬を減らす事ができます。また火を通す事によっても減らす事ができます。「茹でる<炒める<揚げる」の順

また、残留農薬は食品だけではありません。

農家で使用されている(農業)物だけが農薬ではないと言う事です。私達の身のまわりにも残留農薬の可能性は十分にあります。蚊取り線香には「アレスリン」というピレスロイド系の成分が配合されていたり、除草剤は農家で使うより強力な「非農耕地用が使用されたりしています。他にも、キッチンやトイレでは「殺菌・抗菌剤」入りの洗剤等を使用しています。

 

 

 

 

ポストハーベスト農薬とは?

ポストハーベスト農薬とは「収穫後に散布される農薬のこと」です。こちらの動画をご覧ください。

どうでしょう?この映像を見たら喫茶店でレモンティーが飲めなくなります。

カクテルでマティーニを作る時のレモンピールも勘弁して欲しくなりますね。レモンだけではなく、輸入品はまず疑ったほうがいいでしょう。

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日本では禁止のはずが輸入品はなぜいいの?

それは日本での扱いが「食品添加物扱い」だからです。

「食品添加物」とは、「食品の製造の過程において又は食品の加工若しくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用する物」を指します。

防カビ剤や防虫剤などは、ポストハーベスト農薬でありながら「保存の目的」で使用されているため「農薬」ではなく「食品添加物」の扱いになります。

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おかしくない??

アメリカの圧力に負けで厚労省はこれら農薬を「食品添加物」として無理やり認めてしまったんです。国民の健康を守るという義務を放棄して残留基準も規制緩和をしてしまいました。残念なことです…。

ポストハーベスト農薬の方が残留農薬が多い

あたり前かもしれませんが、ポストハーベスト農薬は通常の農薬と比べて直前に散布されるため、より濃度が「濃い農薬」を摂取することになります。

また、農薬の性質上「皮」だけでなく、中まで浸透する可能性があります。

ポストハーベスト農薬の中には「発癌性が高い」ものもあるので、こちらも注意が必要です。

ポストハーベスト農薬の現状

 

日本の食品の60%は輸入品です。小麦粉は85%が輸入品で、しかもパンに使用されている小麦粉は99%が輸入品なんです。こちらは、小麦粉のポストハーベストの映像です。

注意が必要な食品は、前述しましたが野菜や果物だけではないんです。

でも…小麦粉を使っている食品といっても挙げたらきりがありません。ピザ・うどん・そば・そうめん・冷麦・パスタ・コロッケ、お菓子etc

難しいかもしれませんが、極力国産品を購入して日本の食料自給率をあげましょう!

余談ですが、こだわっているラーメン店では「北海道産の小麦」を使用した店舗もありますので、ラーメン食べたい時は「国産小麦」を参考にしてみてはいかがでしょうか?