子供に食べさせていいの?残留農薬とは

家族みんなで”いちご狩り”

楽しいですよね♪

いちごが好きな子供も多いですから

元を取ろうして食べすぎる人もいるのでは?

“残留農薬第一位”はいちご

知ってましたか?

しかも、いちご狩りに行って農薬まみれの”いちご”を洗わずそのまま食べてます

そのままですよ!

何も知らない子供に食べさせるのは非常に酷だと感じます

農薬について

農薬は「農薬取締法」によって定められています

こちらの記事に記載しています

農薬とは

殺菌剤・殺虫剤・その他の薬剤・成長促進剤・発芽抑制剤等を

農作物等を害する「菌・線虫・ダニ・ねずみ・その他の動植物又はウイルス」の防除に用いられます

農薬は登録が必要で

農薬製造、輸入者は「農林水産大臣」の登録を受けなければ、「農薬の製造・加工・輸入はしてはならない」と規定されています

農薬の分類

使用目的の分類
  1. 殺虫剤
  2. 殺菌剤
  3. 殺虫殺菌剤
  4. 除草剤
  5. 植物調整成長剤
  6. 殺そ剤
  7. そのほかの薬剤
剤型の分類
  1. 粉剤
  2. 粒剤
  3. 粉粒剤
  4. 粉末
  5. 水和剤
  6. 水溶剤
  7. 乳剤
  8. 液剤
  9. 油剤
  10. エアゾル
  11. マイクロカプセル剤
  12. ペースト剤
  13. 燻煙剤
  14. 燻蒸剤
  15. 添付剤

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農薬といっても種類が非常に多いんですね

商品としては4000以上あり、有効成分は570種類にもなります


正しく使われる限り「安全性と効果」は保証されているとのことですが…

農薬の安全評価

毒性試験は、短期間に 多量の農薬を摂取した場合の毒性「急性毒性」と長期間に微量の農薬を摂取した場合の毒性「長期毒性」を試験するものに分けられます

「短期間に摂取」した場合と「長期間に摂取した場合」でどうなるのかということです

そこで、残留農薬の毒性評価は

農薬の登録申請時に提出される毒性試験成績の結果から

その農薬を「一生涯にわたって摂取し続けても」健康への悪影響がないと推定される

一日あたりの摂取量及びその農薬を24時間又は

それより短い時間経口摂取した場合に健康に悪影響を示さないと推定される一日当 たりの摂取量が設定されています

子供は特に弱い「リン系」の農薬

子どものまだ発達途中なので「脳」や「神経」は神経毒性がある農薬の影響を特に受けやすいとされています

元々は、有機リン系化学物質は第二次世界大戦中に神経ガス(サリンやVXガスなど)として研究されていたものです

害虫だけ効果があればいいのですが、人体にも影響はあります

有機リン系
  • メタミドホス:中国製の冷凍ギョーザ事件で検出された農薬。殺虫剤に使用される農薬
  • ジクロルボス:中国製の冷凍ギョーザ事件で検出された農薬。害虫駆除・殺虫剤にも含まれる
  • マラチオン:野菜や果物につくアブラムシなどの駆除に使われる農薬

 

残留農薬第一位のいちごの実態

農薬散布

 

☆2019年残留農薬ワースト3☆

1位「いちご」

不動の1位です!子供に食べさせる時は特にに注意してください!(大人もですけど)

2位「ほうれんそう」

ほうれん草サンプルのうち76%には神経毒性の殺虫剤が含まれていたという結果が出ています。子どものADHDのリスクが2倍になるという影響があります

3位「ケール」

体に良さそうなイメージがありますが、テストしたケールのうち9割以上に2種類以上の残留農薬が発見されています。(最大で18種類)ビタミンA・ビタミンK・鉄分など栄養価は高い野菜ではあります

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子供の将来を考えて食べさせてくだいね



残留農薬不動の第1位の「いちご」ですが、NHKで報道された時には「残留農薬」が高すぎるがために海外への輸出ができないと言われていました

日本のいちご栽培で農薬を散布する回数は40回~60回程度と言われます

いちごは残留農薬が20種類以上ある「残留農薬の代表格」なんです

日本は規制が厳しくて安心!なんて思っていませんんか?

まさか、思っていないですよね

農薬使用基準は「中国・韓国・日本」は世界ワーストクラスです

気をつけましょう!

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なぜこんなに農薬を使用するの?

いちごは大体ビニールハウスで栽培されています

ビニールハウス内は高温多湿で害虫が増えてしまうので、農薬の使用回数もおのずと増えてしまう仕組みです

そこへ子供達がいちご狩りへ来て「いちご食べ放題だ〜」といちごを洗わずそのままぱくり

洗いもせずそのままですよ!!

この平均50回以上散布される農薬の中には、EUで禁止されている農薬もあります

ネオニコチノイド系と呼ばれる農薬の成分は、神経毒性が不安視されEUは2013年から使用禁止に踏み切っています

ミツバチが大量に巣から失踪する現象(蜂群崩壊症候群)が、同時多発的におきて原因が暫く不明でしたが「ネオニコチノイド系」の農薬が蜂の神経系に作用してミツバチを殺すことが分かっています

「美味しいから・安いから・子どもが喜ぶから」だけではなく

子ども(自分も)の将来を考えて少し気をつけて見ませんか?

健康は「何を食べるかではなく、何を食べないか」です