基準値以下だから大丈夫??残留農薬の規制緩和

日本は「農薬使用量トップクラス」であり「基準値も非常に緩い」事が問題視されています

“ラウンドアップ”という除草剤があります

この除草剤は、WHO(世界保健機関)が発癌性を認めています

発癌性の危険があるためEUなど各国で使用禁止の規制が進んでいます

危険があるから規制する

当然といえば当然です

もちろん我が国”日本”も規制かと思いきや

逆に品目によっては100倍以上緩和!アメリカの外圧にやられたと思われます)

 

【AFP=時事】フランス当局は安全性が問われている除草剤「ラウンドアップ(Roundup)」とその関連商品の販売を禁止した

フランスだけではありません

ラウンドアップの主成分「グリホサート」は世界的に規制が進んでいます

日本は規制緩和!

残留農薬

ハウスいちご

 

2019年残留農薬ワーストNo.1はいちごです

残留農薬についてこちらの記事にも書いています

残留農薬が多い野菜・果物ランキング

 

 

 

 

順 位  果物・野菜 前 年
1位 いちご 1位 →
2位 ほうれんそう 2位 →
3位 ケール 19位 ↑
4位 ネクタリン 3位 ↓
5位 りんご 4位 ↓
6位 ぶどう 5位 ↓
7位 もも 6位 ↓
8位 さくらんぼ 7位 ↓
9位 洋なし 8位 ↓
10位 トマト 9位 ↓

平均50回以上農薬散布されるいちごを「いちご狩り」で洗わずそのまま子どもに食べさせないでほしい

さくらんぼも洗わずそのままだなんて、いちご同様食べさせたくありません

フルーツ狩りは家族で楽しいかもしれませんが注意してください!

トマトも「体にいい」食品ですが、サンプルから計35種類もの残留農薬が検出されている大変危険な野菜となっています

いちご同様に高温多湿の「ハウス栽培」のため、害虫が増えてしまい「農薬の使用回数」も増えてしまいます

農薬の規制緩和

当ブログの「子どもに食べさせていいの?残留農薬」でも少し触れましたが、子どもは特にリン系の農薬に注意が必要です

有機リン系
  • マラチオン」米0.1ppm:日本8ppm(80倍)
  • レルダン」米0.1ppm:日本10ppm(100倍)
  • クロルピリホス」米0.01:日本10ppm(1000倍)

アメリカと比較してもこんなに日本は規制が緩く、どうしても「食の安全」を基準にしているとは思えません

貿易上の力の圧力が関係しているとしか考えられません

変更前の「マラチオン」の登録基準は0.5ppmです

そうしますと、16倍も規制緩和した事になります

小麦の「マラチオン」はアメリカと比較して80倍も農薬が残留していいだなんて酷すぎます!!

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国民の安全を守る気はないですね

マクドナルドのフライポテトが好きな子どもは多いと思います

安いくて美味しく子どもも好きだし「フライポテト」買っちゃおうかなー

ちょ、ちょっと待ってください!

ポテトのクロロプロファムは1000倍緩和されました!

マクドナルドのじゃがいも(フライポテト)はアメリカ産です→マクドナルド

変更前のポテトの「クロロプロファム」(除草剤)の登録基準は0.05ppmです

変更後は50ppmとなんと1000倍の緩和です

これでも、基準値内だから大丈夫と言えるのでしょうか?

また、ネオニコチノイド系と呼ばれる農薬も問題視されています

成分は、神経毒性が不安視されEUは2013年から使用禁止に踏み切った農薬です

ネオニコチノイド系農薬の緩和はなんと

2000倍!

カブの葉で2000倍

三つ葉で1000倍

春菊で50倍

ネオニコチノイド系農薬は「子どもの脳の発達障害」の原因になると危惧されています

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なんで年々規制緩和なの?

やはり「貿易上の外圧」が一番の理由でしょう

他には、害虫に耐久性ができるから

害虫自体が農薬に強くなり農薬が効かなくなるんです

そうすると、別の農薬にしたり、強い農薬に変更したりと「負のスパイラル」になってしまうんです

日本は安心

基準値内だから大丈夫

そんな思い込みは捨てましょう

健康は「何を食べるかではなく、何を食べないか」です