農薬より怖い!ポストハーベスト!!

農薬は農薬取締法」によって定められていますが、日本では禁止されているポストハーベスト農薬がアメリカの圧力により「食品添加物」として認めらて食品が店頭に並んでいます。

こちらの記事に書いてあります。

ポストハーベスト農薬とは「収穫後に散布される農薬のこと」ですが様々な危険性が潜んでいます。

 ポストハーベスト がもたらす健康被害

ポストハーベスト農薬として使用される薬剤の中には「発ガン性や催奇性など、人体へ影響を与える可能性がある成分が含まれているものもあります。

催奇性(さいきせい)とは、ある物質が生物の発生段階において奇形を生じさせる性質や作用のこと。 催奇性をもつ物質(テラトゲン) が人体に取り込まれた場合、胎児に奇形を生じる危険があるため食品や医薬品の催奇性については重大な注意が払われている。

ウィキペディアより

通常の農薬使用では、降雨や日光による効果で分解流出して使用時より出荷時のほうが濃度が低くなります。

しかし、ポストハーベスト は違います。

収穫後の使用になるため、作物表面に留まり続けそのままの状態で店頭に並びます。

このポストハーベストの中には「枯葉剤」として使用されたものと同様の成分も存在します。ベトナム戦争で使用されたと言えば分かりやすいでしょうか。その後はどうなったかはご存知かと思います。

枯葉剤

本来は”農薬”だが輸入食品は”食品添加物”としたもの

防カビ剤
・チアベンダゾール(柑橘類・バナナ)
・イマザリル(柑橘類・バナナ)
・フルジオキソニル(キウイ・パイナップル・柑橘類・アボガド・あんず・黄桃・すもも・西洋梨・パパイヤ・びわ・マンゴー・リンゴ)
・オルトフェニルフェノール(柑橘類)
・ジフェニル(グループフルーツ・レモン・オレンジ)
・アゾキシストロビン(柑橘類)
・ビリメタニル(あんず・黄桃・すもも・もも・西洋梨・リンゴ・柑橘類)
チアベンダゾールには「遺伝子損傷性・変異原性・染色体異常・発がん性」などの危険性があります。イマザリルは、動物実験で神経行動毒性があります。
アメリカで使用される防カビ剤は、いずれも毒性が強く「吐き気」や「発癌」といった人体への悪影響が指摘されています。
本来は「農薬」ですが、輸入食品は「食品添加物」として扱われることにより規制をすり抜けるのはいかがなものでしょうか?
ただちに「健康被害」がなければOKというのが日本政府のスタンスなんでしょう。
食品衛生法に基づき、許容摂取量を規定し国民に問題ないレベルの農薬しか摂取していないとう事ですが、後で癌になっても因果関係は特定できないため「健康被害」より「経済」を優先させたとしか思えません。
実際に、イマザリルなどの防カビ剤に汚染された輸入柑橘類が店頭に並んでいるので本当に恐ろしい事だと思います。



対策!ポストハーベスト 農薬

できる限り「国産品」を購入する!これにつきます!
国産の農産物に関しては、日本でポストハーベストが禁止されていることから大きな心配はありません。
また、国民一人ひとりが意識すれば「食料自給率のアップ」や「国内農産業の成長」に期待が持てるかもしれません。
ポストハーベストの心配がない「安全な農作物」は次のようなことに気をつけるといいでしょう。
ポストハーベスト 対策
・国産品を購入する(地産地消ならなおいい)
・原産地や生産者その他の表示に注目する
・皮を取り除く
・よく洗う
・オーガニックのものを購入する
防カビ剤は、皮だけでなく果肉からもわずかですが見つかっています。食べると癌になる”危険性”があります。
どうしても食べる時は洗剤やブラシでしっかり洗いましょう!