
まさか、水道水より”ミネラルウォーター”の方が、安全だなんて思っていないですよね?
だからと言って、水道水をオススメしているわけではありません。
では、どうすればいいの?
浄水器を付ければ解決です。
これが、最もコストパフォーマンスにに優れた方法です!
私たちは、数日間食べなくても生きていけますが”水”がないと、10日程度しか生きられないと言われています。
水は体にとって、非常に大切なのです。
体の60%は水分でできています。さらに「脳は70%・肺は90%」が水分なのです。
水は生命を維持するうえで、最も重要な物質であり、特に関心を持たなくてはいけないのです。
水道水とミネラルウォーターの水質基準
水における発癌性物質は”トリハロメタン”が有名です。一応、水質基準で規制されています。
有害物質である”ヒ素”についても規制がされています。
しかし、ミネラルウォーターのヒ素の基準は、水道水と比較して5倍緩い基準になっています。
5倍です!
ミネラルウォーターの方がはるかに基準が緩いのです。
例えば、「フッ素は2.5倍・マンガンは4倍・ホウ素・亜鉛などは約5倍」もの基準になっています。
水道水の方が、基準がゆるくなっているという項目は一つもありません。
国内のミネラルウォーターの一部で、「ホルムアルデヒド・アセトアルデヒド」が水道水の80倍の濃度で検出されました。
横浜市衛星研究所が、国内で販売されているミネラルウォーターの一部から、化学物質のホルムアルデヒドを検出していたことが分かった。
同市の水道水の実績値と比べ、80倍以上の製品もあったが飲み続けても人体に影響が出る量ではないという。
ミネラルウォーターの水質は食品衛生法に基づく基準があるが、水道水に比べ基準項目が少ない。参考:毎日新聞
▼ミネラルウォーターの水質基準
3)水質目標設定項目のうち農薬類については120種の農薬が指定されている
厳しい水質検査をクリアした水道に対して、ミネラルウォーターは、水質検査の基準となるものがかなり曖昧になっています。
これだけ緩い基準値を元に製造されるミネラルウォーターが、安全と言える訳がありません!
また、ミネラルウォーターに関して、下記のような問題も指摘されています。
- 工場生産時に、一般細菌の混入の危険性がある
- 塩素が入っていないため、開封後すぐに雑菌が繁殖する
- ウォーターサーバーの機械内は雑菌が繁殖しやすく水が汚染されることがある
では、水道水を飲めばいいのか?
日本の水道水の塩素は世界一です!HIDEOUT
水道水の安全性について
日本の水道水の安全基準は高いと言えますが「大腸菌」に関してなんです。
WHO(世界保健機関)がヨーロッパで定めた規制では、水道水の細菌数は制限を定めていません。
日本では、諸外国と比較して5〜15倍ほどの高濃度の塩素が含まれています。
水道水は沸騰させれば大丈夫?
水道水が危険と言われているのは、主に下記の有害物質を含んでいるからです。
- 塩素
- トリハロメタン
- アルミニウム
- 鉛
沸騰させることにより、ある程度除去できる有害物質もあります。
有害物質 | 沸騰による除去 |
塩素 | ◯ |
トリハロメタン | ◯ |
アルミニウム | X |
鉛 | X |
塩素は「大腸菌・コレラ菌」などの病原菌を殺菌できる物質です。これらを殺菌するために塩素は加えられています。
塩素は水道水を安全に飲めるようにするために必要ですが、濃度が高いと「肌のタンパク質の破壊・カルキ臭の発生」などの原因になります。
トリハロメタンは、塩素が反応してできる有害物質です。発癌性の危険性があります!
アルミニウムは、アルツハイマーの原因とされている有害物質です。浄化の過程で凝集剤として使用されている物質です。
▼水道法のアルミニウム水質基準
- 安全確保の為の快適水質項目値:0.2mg/l以下
- 日本:なし
- WHO:0.2mg/l以下
- アメリカ:0.05mg/l以下
- フランス:0.05mg/l以下
鉛は発癌性物質です。また、「便秘・貧血・消化管・神経系の障害」の原因になります。胎児や乳幼児の「知能指数低下」など発達障害になる危険性も指摘されています。
水道管や貯水槽は不衛生!
水道管は、経年劣化により錆や水垢で汚れてしまいます。参考:RACLA
マンションなどの集合住宅の方はさらに注意が必要になります!HIDEOUT
参考:おいしいお水ナビ
「マンション・学校・ビル」などの大きな施設は、水を貯めておく貯水槽が設置されています。
オススメの浄水器
浄水器ならば、沸騰させる手間もなく有害物質を除去してくれるのでオススメです。さらに、カルキ臭やカビ臭なども除去できるため、美味しい水を安心して飲むことができます。
ただ、浄水器の性能はどれも同じではありません。メーカーや製品のグレードにより「除去できる物質」の種類が違います。
JIS規格では、次の13項目が浄水器の除去性能を示す基準物質になります。
▼除去対象物質
- 残留塩素
- 濁り(雑菌・固形鉛)
- 総トリハロメタン
- クロロホルム
- ブロモジクロロメタン
- ジブロモクロロメタン
- ブロモホルム
- 溶解性鉛
- 農薬(CAT)
- カビ臭(2-MIB)
- テトラクロロエチレン
- トリクロロエチレン
- 1,1,1-トリクロロエタン
しかし、上記の項目に“アルミニウム”は入っていません。
◎そこで、是非オススメしたいのがこれ!
除去できる有害物質はなんと!
JIS基準を含めて20種類と最も多く、現在段階で最も信頼性の高いフィルタを採用しています。
気になる、価格も1万円前後です。
年間のランニンングコストは2700円前後となっています。
本体の性能についても、泡沫シャワー搭載で20%の節水性もあるので、水道代を合わせた総経費は他機種と比較しても非常に有利なんです。
◯ランニングコストが1番安いのはこれです。
価格は6500円前後です。JIS基準をクリアする機種であり、ランニングコストは最安値の年間2400円前後です。
除去できる物質は、JIS規格13の汚染物質全てと鉄とアルミニウムの15種類です。ただし、水量は1.6L/分と少なめになっています。
△もう少し、安価なものが欲しい方はこれです。
除去対応物質は13種類ですが、水量は3.0L/分で高速です。
価格は、5800円前後です。しかし、水量が高速で本体価格は安価ではありますがランニングコストは、年間5400円前後です。2年間使用すれば、東レのトレビーノはパナソニックより割高になってしまいます。
最後に
浄水器を使用するデメリットとしては、雑菌の繁殖を防ぐ”塩素”が失われてしまうため、長期保存ができない事ぐらいです。
私たちにとって1番大切な水!
それでもまだ、塩素たっぷりの水道水や汚染されたミネラルウォーターを飲みますか?