体にいい食品は?それならまずは「調味料」を見直そう!

私たちの体は、100%食べた物からできています。

頭の中のある約1400gの臓器である”脳”も食べた物からできています。

食べたものが体を作りまた、精神面にも影響を与えているのです。

いたってシンプルなのです。

「あの食べ物が体にいい。これが〇〇にいい」など多々ありますが、大切なことは

「何を食べるか」より「何を食べないか」です!

例えば、「汚れたダム」をキレイにしようと一生懸命清掃しても、川からどんどん汚れたものが流れてきたらいくら清掃しても「ダムはキレイ」になりません。まずは、「川をせき止めて清掃する」→それから、ダムに汚れたものが入らないように「川をキレイにする」

この事例同様に、何を食べないのかの方が重要になります。

体に悪いものをやめて(気をつけて)いることを前提に、食の見直しをするとすれば、まずは調味料から見直しましょう!

塩を変えることからはじめてみよう!

調味料は、料理をする時には必ず使用するのものであり、それほどコストはかかりません。しかし、調味料の全てを一気に変えることはやはりコストがかかります。

調味料は、毎日の食生活に影響を与えられるものなので、少しずつでいいのでできる範囲で本物に変えていきましょう!

調味料は「塩・味噌・醤油・酒・みりん・酢」がベースになっています。

残念ながら、スーパーに並んでいるこれらの調味料のほとんどは偽物なのです!

塩は、醤油や味噌にも使われています。そして、塩は体にも必須であるため「水・油」と同様に、関心を持って欲しい食品のひとつです。

塩に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

塩は「天日・平釜」といった表記を目安に購入するといいでしょう!

ミネラルが非常に豊富で多く含まれている「ぬちまーす」と「雪塩」は、パウダー状で、調理に不向きと感じたため、最近はこの3種類を使用しています。

醤油と味噌

前述しましたが、醤油と味噌は”天然塩“を使用しているものを選びましょう!

天然塩を使用しているものであれば、作り手にこだわりがあるため「遺伝子組み換え大豆・農薬」などの心配が少ないです。

天然塩・有機・無農薬」などのキーワードで探すと、「自然醸造・自然発酵」の安心で栄養が豊富な商品が見つかると思います。

こちらは、普段使っている地元の味噌です。

山の農場&みそ工房SOYA

スーパーなどで売られている安い味噌は安全性に不安のある輸入大豆安い米を用いて味噌を仕込み、酵母や乳酸菌、酵素剤などを添加して、人工的に温度を加えて2~3ヶ月(早いもので1ヶ月)くらいで味噌にしてしまいます。
まさに工業製品です。また発酵を抑えるために加熱殺菌して菌を殺してしまったり、いわゆる酒精(アルコール)を加えて菌の働きを弱めてしまったり、防腐剤を使ったりしています。

「ひっぽの元気な味噌」は自ら栽培している有機肥料無農薬栽培の大豆と米(SOYAの四季参照)と町内で同じように無農薬で契約栽培してもらっている安心安全な原材料だけを用いて味噌を造っています。

大豆と米は大釜とせいろを使って薪で蒸し、味噌造りの要の糀づくりは昔ながらの室糀ぶたを用いて丸二日かけて
手作りしています。そして山里の美味しい水と、にがりを含んだ「天日塩」を用いて味噌に仕込み、100年以上たった杉の大樽の中で一年以上かけて天然熟成させています。

農薬を使わずに元気に育った「材料」を用い、山里の自然の中で手間ひまかけて元気に育ったまさに「山里ぴっぽの元気な味噌」なのです。

一年以上かけて発酵すると、発酵の過程で生成される「アミノ酸」なども豊かで、栄養価が優れたものになっています。

逆にNGキーワードは”減塩”です!

減塩?と思うかもしれませんが、減塩すると腐敗してしまうため防腐剤を添加します。

今度は、減塩により味が落ちるために「pH調整剤・化学調味料・香料・着色料」などが使用されます。そもそも、塩分を気にするのであれば、味噌の量を減らせば済むことなのです。

醤油はこちらを使用しています。

丸島純正醤油濃口

丸大豆・丸小麦・天日塩を原料に、麹菌の力を最大限に生かす杉の古桶にて、じっくりと醸造する「古式醸造法」を守り、昔ながらの香り高く味わい深い醤油を作り続けています。

原料から容器に至るまで細心の注意を持って作っているため、添加物は使用していません。また、丸島純正醤油はマクロビオテックの指導者である、桜沢如一氏の唯一現地指導品となっています。

以前は、味噌も醤油も「海の精」を購入していましたが、価格的に丸島の醤油を使っています。

酢・みりん・酒

酢は「砂糖・酸味料・うま味調味料」などを添加していない物を選びましょう!

米酢なら「米・麹」のみと成分の表示が少ない物を選ぶことです。また、果物酢は前述どおり砂糖が入っていない物を購入してください。

普段使用している酢

富士酢

無農薬の米から作られています。また、使用する米の量も米酢と表示できる5倍の量の米を使用しています。

みりんは、米麹を原料に2年以上の醸造期間がある物がいいでしょう。

みりん風調味料は、ドウ糖またはデンプン質の糖化液にグルタミンソーダを中心とする「化学調味料アミノ酸液香料」等を混合して造ります。 また、アルコール分も含まれていません。

では、「本みりん」は大丈夫なのか?

こちらも、一般的にスーパーで販売されているものには「アルコール・水あめ」を加え、香味を調整して2~3か月で造ります

普段使用しているみりん

有機三州味醂・三州三河みりん

みりんへのこだわり

伝統的製法 / 日本の伝統的な製法です。 上質なもち米を原料に使用し、和釜で蒸煮。 仕込み後のみりんもろみを長期糖化熟成します。 みりん本来の製法で、乙類焼酎(米焼酎)を用います。 醸造・熟成期間は2年がかりです。

料理酒は、料理に使うから料理酒がいいという訳ではありません。やはり、「ブドウ糖・水あめ・酸味料」などの添加物が入っています。原材料は、米と米麹しか使用されていない”純米酒がおすすめです!

普段使用している料理酒

仁井田本家旬味

無肥料・無農薬の自然米。山の湧水と、田んぼ近くの井戸水。自然米から仕込んだ酒母。蔵のすべての酒を、これだけでつくる。
酒は、自然のめぐりのなかにある。

HIDEOUTHIDEOUT

アミノ酸の量は一般的な料理酒の8倍入っています!しかも、料理に使用する量は三分の一なのでリーズナブルです。

料理酒は「福来純純米料理酒」や「蔵の素」などまだ試していない物が多いので、今後色々な物をトライしてみようと思っています。

調味料に限らず、原材料や成分表示があまり明記されていない物の方が、添加物の危険性は低くなります。

これらの調味料に関心を持つことにより、「マヨネーズ・ケチャップ・ドレッシング・油」なども気をつけるようになると思います。そして、マヨネーズやドレッシングなどはとても簡単に作れます。

手作りの方が、安心できる油を使用したり、余計な添加物なども使われずにより安全な物を口にすることができますよね!

私たちは、食べたものからできています。

何を食べるかよりも、何を食べないかが大切です!