塩の代わりにも!?塩麹料理で健康になろう!

塩麹は、塩と麹からできている調味料です。料理のバリエーションも豊富ですが、普通に塩と思って使えばいいと思います。

人気の万能調味料として知られている塩麹ですが、酵素の働きで肉を柔らかくしたり、素材のうまみを引き出します。

塩麹は市販もされていますが、作り方はとっても簡単!!

さらに麹は、発酵食品であるため健康にもいいんんです。

しかも、麹は国菌として認定されています!

発酵食品のメリットは?

発酵食品は体にいいと言われていますが、食べるとどのようなメリットがあるのでしょうか。

発酵食品には主に2つの働きがあります。

  • 発酵菌による働き
  • 菌が持つ腸内改善による働き

発酵菌による栄養素の分解が、様々な物質を作ります。例えば、発酵菌がたんぱく質を分解すると、アミノ酸ができます。そうすると、旨味成分が増えます。麹には「たんぱく質・脂質・でんぷん質」を分解する三大消化酵素が含まれているため、体内の消化作用を助けます。発酵食品は、発酵の過程で「クエン酸・ビタミン類」など体にとっていい成分が多く含まれています。

▼健康効果

  1. アンチエイジング
  2. 免疫力アップ
  3. 腸整作用
  4. 抗酸化作用
  5. 抗ガン作用
  6. 骨粗鬆症予防
  7. コレステロール抑制
  8. 動脈硬化予防
  9. 血圧・血流改善
  10. 疲労回復
  11. デトックス効果 など 

日本には伝統的な発酵食品が多く、その健康増進作用は世界的にも注目を集めています。

塩麹の健康効果

▼麹菌の働き

  1. 栄養素を消化・吸収しやすく分解する
  2. 旨味を感じるアミノ酸を生み出す
  3. 食物を軟らかくする

上記の働きにより、普段の料理がワンランクアップしてさらに健康効果があるためブームになりました。

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食材を普通に食べるより、多味で深く味わいに感じられますよ。

▼塩麹の効果

  1. 腸内環境を改善する
  2. 美肌効果
  3. 疲労回復
  4. 免疫活性化
  5. 動脈硬化予防

1)腸内環境を改善する

腸内の「免疫と腸内細菌」は密接な関係性があり、健康維持に重要な役割があります。麹の酵素により、オリゴ糖が生み出されます。オリゴ糖は善玉菌のエサになり、善玉菌が繁殖してビフィズス菌を増やします。

2)美肌効果

米麹には、古くから美白作用があることが知られていました。美白成分は「酒を造っている杜氏の手が白いこと」から発見されました。麹から発見された化合物に「コウジ酸」という物質があります。これは、1988年に美白剤として有効成分として厚生省から承認を得ています。

3)疲労回復

麹菌は代謝される時に「ビタミンB1・B2・B6・ビタミンH・パントテン酸」など、肌の代謝を促進するビタミン類が作られます。また、ビタミンB群が豊富なため疲労回復につながります。

4)免疫活性化

腸は、人体の免疫システム全体の70%が集中してると言われていています。酵素からオリゴ糖が産生されて、麹の食物繊維が乳酸菌などの善玉菌の元になっています。腸内のコンディションが整えられ、免疫が活性化します。

5)動脈硬化予防

麹には、必須アミノ酸が発酵することで生成されるペプチドが含まれています。ペプチドは血圧を安定や必須アミノ酸が脂肪を分解します。また、アミノ酸の一つであるGABAは、コレステロールや中性脂肪を抑える役割をします。

塩麹の作り方

私は、TANICAのヨーグルティア で作っています。

ヨーグルトメーカーがなくても作れますが、1週間〜2週間程度時間がかかります。失敗もしないためこちらを使用しています。

これは、ヨーグルトや塩麹だけではなく「納豆・味噌・甘酒」も作れます。麹以外でよく作るのは、豆乳ヨーグルトとサラダチキンです。

▼日本の伝統的調味料塩麹の作り方

【材料】

  • 米麹(乾燥) 200g
  • 水 300ml
  • 天然塩 60g
  1. 容器にほぐした麹と水と塩を入れてかき混ぜる
  2. 温度を60℃、タイマー6時間にセットする
  3. 完成したら、かき混ぜてから冷蔵庫で保管

これだけです。簡単なんです!

混ぜて6時間待つだけ。

梅干し作りなどで、大量に使用する場合はこちらの塩をオススメします。

こだわりがある方は、こちら

最後に

調味料として(塩の代わり)毎日の食事に取り入れていたら

  • 料理が美味しくなる
  • 美容と健康にいい
  • 疲れが取れた

いつの間にか、このような効果を得ているかもしれませんね。