
普段、テフロン加工のフライパンを使用している方…やめた方が無難です。
テフロン加工のフライパンは「安価」「くっつかない」「油が少量だからヘルシーで健康的」
そんな理由で使用していると思われますが、大変危険です!
食品を購入する時「農薬」「原産国」「遺伝子組換え」「食品添加物」「人工甘味料」など
気を付けても「調理器具」には無頓着ではいけません。
せっかく購入した、オーガニック食品が不健康な食べ物になってしまったら…もったいないと思いませんか?
そこで、安全なフライパンを紹介します!
テフロン加工(フッ素)を使ってはいけない4つの理由
「テフロン加工のフライパン」と「フッ素加工のフライパン」は同じ物です。
テフロン加工とは、デュポン社の商標です。
前述しましたが、扱いやすいため便利です。便利ですが、大変危険な代物な事を忘れてはいけません。
フッ素の危険性や「PTEF・PFOAフリー」等はこちらの記事を参照してください。
1)有害物質が溶け出す
フライパンを高温(260℃以上)で熱すると、有害物質が溶け出す危険性があります。
ちなみに、フッ素加工のフライパンにおける調理温度の上限は180℃とされています。
上限温度が180℃なので、少量油で揚げ焼は危険です!HIDEOUT
PFOA(フッ素樹脂製造時の助剤)も危険ですが、現在の国内フッ素樹脂の業界では使用されていません。
2)有毒ガスが発生する
テフロン加工のフライパンは空焚き禁止です。
理由は「有害な微粒子状物質」や「有毒ガス」が発生するからです。
フライパン加工に使われるPTFE(フッ化炭素樹脂)の使用上限温度は 260°Cです。
350°C を超えると熱分解が始まます。そうすると有毒ガスが発生すると言われています。
約5 分ほど空焚きをす ると 350°Cに達します。HIDEOUT
発生する有毒ガスは無臭です。
したがって、いつの間にか有毒ガスが発生していても気がつきません!
もし空焚きしてしまったらすぐに火を止め、窓を開けて 空気を入れ替えましょう!
少量の食材を炒める時も、空焚きと同じ状態になるので注意してください!HIDEOUT
3)フッ素樹脂が剥げる
テフロン加工のフライパンは、PTFE(フッ化炭素樹脂)が吹き付けられています。
調理で使用していると、必ず表面の加工が剥がれてきます。
剥がれたPTFEは??
調理した料理とともに体の中に取り込まれています。
その多くは体外に排出されるとも言われていますが、有害な化学物質を体内に取り込む事は避けた方がいいでしょう!
4)アルミニウムが溶け出す
テフロン加工はご存知のとおり、すぐにフッ素樹脂が剥がれます。
その剥がれた所から、アルミニウムが溶け出します。
1度体に取り込まれたアルミニウムは排出されにくく、腎臓や泌尿器系への影響が懸念されています。
- 有害物質が溶け出す
- 有毒ガスが発生する
- フッ素樹脂が剥げる
- アルミニウムが溶け出す
使ってはいけないフライパン
1)テフロン加工のフライパン
海外では「PTEF・PFOAフリー」のフライパンが店頭販売されています。
2)アルミニウム製のフライパン
軽くて熱伝導がよく安価です。
しかし、アルミニウム製の調理器具は健康に害を及ぼす影響があります。
その為、「ドイツ・フランス・スイス・イギリス」などではアルミニウム製の調理器具の販売規制を行っています。
アルミニウムは「アルツハイマー病・パーキンソン病」などの神経性疾患と因果関係があると言われています。
3)銅製のフライパン
水筒に「スポーツドリンク」を入れてはいけないと聞いた事はありませんか?
これは、急性銅中毒になるからなのです!
他にも、「炭酸水・オレンジジュース・乳酸飲料」などは酸性のため銅を溶かす可能性があります。
フライパンでの調理は、「トマト・ソース・酢・マヨネーズ」などは酸性のため注意が必要になります。
コーティングが施されていても、コーティングにはニッケルが含まれていることがあります。ニッケルも毒性の強い金属です!HIDEOUT
4)セラミック製のフライパン
こちらは、メーカーのHPを確認する必要があります。
セラミックのフライパン自体は安全です。ただし、それは100%セラミックだったの場合になります。100%セラミックはかなり高額になります。
セラミックのコーキングはテフロン同様に耐久性がありません。
劣化した箇所から、コーティング中の「鉛・カドミウム」が体内に取り込まれます。
コーティングに「鉛・カドミウム」を含んでいなくても危険です。それは、コーティングの下はアルミニウムで出来ている事が多いからです。
出典:グリーンパン(よくあるご質問)
グリンパンにアルミニウムは使われていますか?
フライパンの多くはアルミ製です。アルミニウムは、金や銅に次ぐ非常に優れた熱伝導性を備えた軽量の物質です。そのため、最高の料理をつくるために均一な加熱や巧みな調整を必要とするフライパンに最適な素材です。 アルミニウムは酸(トマトに含まれるクエン酸など)に反応するため、食品と接触しないよう保護する必要があります。当社ではアルミにコーティングや陽極酸化処理を施すことで対処しています。したがって、使用中にアルミニウムと食品が接触することはありません。
グリーンパンは時間が経つにつれ磨耗しますか?
すべてのノンスティック・コーティングは、やがては摩耗を生じやすくなります。鍋のノンスティック性能が衰える早さは、使用方法や頻度、そして当然のことながら手入れの方法によって変わります。 ノンスティック性能が劣化したグリーンパンは安全上の問題はなくホーローのフライパンのように使うことができます。従来のコーティングは、時間の経過と共に剥がれ落ちたり気泡ができたりして、アルミ素材部分が露出することが多いですが、セラミックコーティングの場合、このようなことはありません。
おすすめのフライパン
1)鉄製のフライパン
昔から使われてきた、安全なフライパンになります。
また、鉄分補給もできるためおすすめです!
岩鋳のフライパンは、鋳物で有名な南部鉄器になります。南部鉄器は体に吸収されやすい二価鉄が溶出されます。また、塩素を除去する働きもあります!
デメリットは、重く使用後油を塗らなくてはいけません。
◎南部鉄器製
◎取っ手が握りやすく熱くならない
◎鉄フライパン一押し!
・熱源を選ばず高温調理ができる
・肉をじっくり焼く事ができ、炒め物も水分が飛びやすい
・香ばしく歯触り良く仕上がる
・丈夫でキズに強い
・使うほどに油が馴染んでいくので、焦げ付きにい
・鉄製フライパンで調理すると同時に鉄分も補給できる
2)ステンレス製のフライパン
比較的軽く、劣化しにくいフライパンです。また、耐久性もあり化学変化も起こりにくいため安全です。
見た目はオシャレですが、高価なものが多いです。
3)セラミック製のフライパン
セラミック100%のフライパンは非常に高価です。テフロン加工のフライパン同様に扱いやすいですが劣化します。
こちらは、安全で人気があるグリーンパンのフライパンになります。
まとめ
食材にこだわっても、調理器具の見直しをしないともったいないです。
多少、メンテナンスは必要になりますが、長く使えるため鉄製のフライパンは経済的です!
テフロン加工のフライパン
- 有害物質が溶け出す
- 有毒ガスが発生する
- フッ素樹脂が剥げる
- アルミニウムが溶け出す
現在、使っているフライパンや調理器具は安全なものですか?
メーカーのホームページで調べたり、疑問があれば問い合わせてみましょう!