塩の選び方”天然塩VS精製塩”

私たち生命は”海”から誕生しました。

人の「血液や体液」は、海水の成分とほとんど同じだということ知ってました?

それだけではなく、人の「羊水内のミネラル」比率は海水のミネラル比率と同じなんです。
また、人の元素割合と海水中の元素割合は非常に似ています。

人の体には”本物の塩が必要なんです!

だから「水と塩(調味料)」くらいは、こだわりましょう!

流通している、ほとんどの塩は安価な”精製塩”と思っていいでしょう。

せっかく高価な「味噌や醤油」を購入しても、そこに使われている塩が”精製塩”だとしたら?

なんか、損した気分になってしまいますね。

そうならない為にも、塩・味噌・醤油のおすすめ紹介します!

精製塩と天然塩

実は、表のパッケージを見ただけでは「精製塩」なのか「天然塩」なのか区別がつきません。

一見、天然塩だと思うような塩ばかり並んでいます。

それもそのはず。

定義はないのです!

私たちは、なんとなく「天然塩(自然塩)は、何も加工をしていない塩だと思っています。

しかし、学術用語ではないため明確な定義はありません。一般的には、 にがりが多い塩とされています。
「粗塩・天然塩・自然海塩」など、販売業者の定義で表記されています。

「自然塩・天然塩」という表記は、食用塩公正競争規約で禁止されています。

そのため「天然塩・自然塩」の作り方や特徴などの定義はありませんでした。

後ほど説明いたしますが、製造工程の「逆浸透膜」が精製塩なのか分からなかったので、ミネラル含有量世界一ギネス認定の「ぬちまーす」に問い合わせてみました。

この度はお問合せ頂き誠にありがとうございます。
ぬちまーす通販ショップです。

弊社の逆浸透膜は海水を濃縮するために使っています。

現在は「天然塩」という定義はございません。
http://www.salt-fair.jp/qanda/rule10.html#q21

なので一概に「天然塩」と「精製塩」とはご案内ができないしだいです。

いわゆる「精製塩」はイオン交換膜から立釜などの工程で作り
塩分99.5%など高い濃度を誇る物と存じます。

「逆浸透膜」だからにがりを含まないとはなりません。
精製塩は「イオン交換膜」を取り入れた工程が多いです。

おそらくそちらの工程と混同した情報かと存じます。

よろしければご参考までに、

塩の工程については以下のURLにてご確認ください。

http://www.salt-fair.jp/term/

「食用塩公正取引協議会」の情報は精度が高いと存じます。

これは、食用塩公正取引協議会が決めたことであり、天然塩と謳うことはできなくても”精製”の有無は分かるはずです。

塩の製造・加工

▼海水の濃縮

  • イオン膜:海水中の塩分を「イオン交換膜」という膜を使って濃縮する方法
  • 逆浸透膜:海水中の塩分を「逆浸透膜」という膜を使って濃縮する方法
  • 溶解:天日塩・岩塩などを水や海水に溶かして濃い塩水を作る方法

▼海水の結晶化

  • 天日:塩田などで、太陽や風力といった自然エネルギーを利用して水分を蒸発させる方法
  • 平釜:密閉されていない釜で煮つめて結晶を作る方法
  • 立釜:真空式や加圧式など密閉した釜で煮つめて結晶を作る方法

そこで、天然塩と精製塩の見分け方として

◎天然塩は「天日・平釜

◎精製塩は「立釜・イオン膜

このような表記を目安に購入するといいです。

岩塩については「粉砕岩塩・天日岩塩」を購入してください!

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ぬちまーすは「逆浸透膜」となっていますが、噴霧乾燥でミネラルが豊富であり”精製塩”ではないと判断しました!

天然塩と言えないため、このような内容の返信でしたが、ぬちまーす担当者様ご回答誠にありがとうございました。

塩の種類

大きく分けて次の3種類あります。

  • 天然塩
  • 精製塩
  • 再生加工塩
天然塩 天日 海水を塩田や枝条流下式により濃縮し、太陽光と風だけで数ヶ月かけて結晶化させたもの
平釜 海水を塩田や枝条流下式により濃縮し、平釜で煮詰め結晶化させたもの
精製塩 イオン交換膜透析法により、ナトリウムイオンとカリウムイオン抽出、濃縮し、真空蒸発缶により煮詰めて作られます
再生加工塩 自然海塩加工 輸入した原塩ににがり等のミネラルを添加して成分調整を行ったもの
イオン交換塩加工 イオン交換塩ににがり等のミネラルを添加して成分調整を行ったもの

▼製法・工程

工程 製法 原料 商品名
煮詰め 立釜 海水 食塩・瀬戸のほんじお
天日塩 食卓塩・クッキングソルト
岩塩 モートンソルト・アルペンザルツ
平釜 海水 小笠原の塩
天日塩 海の精・シママース
天日蒸発 海水 海の唱・ゲランドの塩
岩塩採掘 採掘 岩塩 サーディロッチャ・アンデスの塩
全蒸発 逆浸透膜・噴霧乾燥 海水 ぬちまーす
逆浸透膜・加熱ドラム 海水 雪塩

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岩塩でも精製塩(立釜)のものがあります!

天然塩の特徴

岩塩

 

▼天然塩の種類

  • 天日塩
  • 平窯塩
  • 岩塩
  • 湖塩

精製塩よりも手間や時間がかかるので、精製塩より高価です。

海水でできた「天日塩・平窯塩」は、ミネラルの含有量が多く含まれています。

「岩塩・湖塩」は、ミネラルの含有量は低いため、「天日塩・平窯塩」と比較すると塩辛く感じるます。

精製塩の特徴

大量生産のため低価格です。

精製塩は、ナトリウムイオンを取り除いた塩で、サラサラとしていて水に溶けやすい性質を持っています。

再生加工塩

再生加工塩は、海水から作られた「天日塩」と「にがり」を原料に作られた食塩です。

オススメの塩・味噌・醤油

塩は私たちにとって欠かすことのできない調味料です。

せっかく摂るなら体に良いものを選ぶことが大切です!

ぬちまーすと雪塩は、ミネラルが非常に豊富に含まれています。ただ、お値段も非常に高価です。味はかなりマイルドな仕上がりになっていますので使用量も多くなります。パウダー状になっているため、クッキングボトルに詰め替えて冷蔵庫に保管します。

海の精(赤ラベル)は価格帯からも、一押しです。青ラベルは天日のため高価になっています。

カンホアの塩はベトナム産です。天日だけで作った完全天日塩です。非常に安価なため、国産にこだわらない方はオススメです!漬物や梅干し作りの時はこちらを使用しています。

粟国の塩は、海の精と同価格なのでこちらもオススメです。

醤油と味噌に関しては、大豆が「無農薬大豆・オーガニック・自然農法」などがあります。しかし、塩に関しては何を使用しているのかよくわかりません。そこで、海の精を使用している、こちらの醤油と味噌をいつも使っています。

最後に

塩分を取ると血圧が上がる、高血圧の原因と言われていますが、それは精製塩(塩化ナトリウム)を摂取した場合の話です。

精製塩は、血中のナトリウム濃度が高くなるため「血圧が上がる」と言われています。

天然塩は、適量を取るのが望ましいです。

私たちの体に必須とされるミネラルは16種類あります。1日の摂取量がおよそ100mg以上の「主要ミネラル」と、100mp未満の「微量ミネラル」に分類することがあります。

  • 主要ミネラルは7種類:カルシウム・リン・イオウ・カリウム・ナトリウム・マグネシウム・塩素
  • 微量ミネラルは9種類:鉄・ヨウ素・亜鉛・銅・セレン・マンガン・コバルト・モリブデン・クロム

海水は、この16種類を含んでいます。

海水には、私たちが生きていくために「必要なミネラル」が豊富に含まれているのです!

さぁ、どちらをを選びますか?

“必須ミネラル”を含む塩と、”偏った塩化ナトリウム”のみの塩

生命が海から陸に上がるとき、海水と同じ成分を体内に持ち込みました。 それが血液や体液です。

私たちの体には塩は必要不可欠ですが、体内で作り出すことはできません。そのため、塩を摂取しなくてはなりません。 塩なしでは生きてはいけないのです。

ぜひ!本物の塩を選んでください!