
ダイエットやアンチエイジングで注目されている「αリポ酸」をご存知ですか?
強力な抗酸化作用だけではなく、放射線障害にも対応する抗酸化物質として、改めて脚光を浴びている栄養素なのです。
αリポ酸とは
αリポ酸は、別名チオクト酸と呼ばれる脂肪酸の一種です。
脂肪によく溶けることからリポ酸とよばれています(lipo=脂肪)
αリポ酸は、60兆個存在する細胞すべてに存在する成分です。
「糖質の代謝」や「抗酸化物質」としても働き、代謝に欠かせない栄養素の一つです。
また、細胞小器官である「ミトコンドリア」で働く補酵素の一つとしても知られています。
αリポ酸は、糖代謝を促進する治療(糖尿病の合併症・肝機能の向上・疲労回復・脂肪燃焼など)で使われていました。HIDEOUT
αリポ酸の働き
αリポ酸には、次の4つの働きが期待されています。
αリポ酸は、活性酸素と戦う抗酸化力が高い成分です。
同じように抗酸化力を持つ成分であるビタミンCやビタミンEの約400倍の抗酸化力があるといわれています。
また、抗酸化作用を持つ「ビタミンC・ビタミンE・コエンザイムQ10」などの他の成分が、活性酸素と戦い抗酸化力を失った時にその力を回復させる働きがあります。
さらに、X線照射による酸化物質の生成を抑制し、臓器を放射線障害から保護する作用も注目されています。
αリポ酸の効果
1)疲労回復
αリポ酸は、ミトコンドリアがエネルギーを効率良く作り出すために必要な成分です。
エネルギーが作られることで、体を動かすために必要な原動力が満たされます。
そのため、αリポ酸を補うことで疲労を回復させる効果があります。
また、αリポ酸が持つ抗酸化力が細胞を活性酸素によるダメージから守ります。
この事が、疲れにくい体を作るのです。
2)美肌効果
αリポ酸が持つ抗糖化作用は、コラーゲンやエラスチンを糖化によるダメージから守ります。
また、肌は活性酸素が原因で老化が促進されると言われています。
抗酸化作用と抗糖化作用を併せ持つαリポ酸は、肌の老化予防に効果的です。
3)糖尿病予防
αリポ酸は、糖が上手にエネルギーとして使われるように働きかけます。
血糖値が上がりすぎないようコントロールし、糖尿病を予防します。
この働きを利用して、ヨーロッパでは「αリポ酸」が糖尿病の治療薬として用いられています。
αリポ酸は、糖尿病の合併症である糖尿病網膜症や白内障を予防する効果もあります!HIDEOUT
αリポ酸と食品・サプリメントについて
私たちの体には「抗酸化ネットワーク」という循環があります。
ビタミンC・E・グルタチオン・αリポ酸・CoQ10など消費された物質をお互いに還元する作用
- レバー
- ほうれんそう
- にんじん
- ブロッコリー
- トマト
αリポ酸は、牛・豚のレバーや心臓、緑黄色野菜に含まれていますが摂取目安量を食事で補うのは難しいです。
食品に含まれるα-リポ酸は微量です。
1日100mgを目安に摂取しようとすると、ほうれんそうだと約400kgも摂取しないといけない計算になります。
そのため比較的摂取しやすい「ビタミンC」や「ビタミンE」を取り入れることで、αリポ酸やその他の抗酸化物質も強化されます。
αリポ酸単独ではなく色々な力が重なり400倍もの力になるのです!
食品に含まれるαリポ酸は微量のため、サプリメントの活用も有効です。
◉こんなかたにおすすめ
- 疲れやすい方
- 肌のハリや弾力を保ちたい方
- 美肌を目指したい方
- 糖尿病を予防したい方
こちらのサプリメントは「オーガニック&自然食品ウチコトthe shop」や「ナチュラルウェブ」などで販売しています。
体のサビにアプローチするネットワークのかなめ『αリポ酸』に加えて、仲間のビタミンCとビタミンEも配合しました。
α-リポ酸は体内に存在する脂肪酸の一種、野菜や肉など様々な食品にも含まれていますが、その含有量は、ほんの少しかありません。α-リポ酸は、もともと体内にある成分ですが、少量しか作られず、20代をピークにどんどん減少してしまいます。
α-リポ酸の目安量は1日100~200mg、手軽に摂ることができるサプリメントです。
リポ酸と食品の同時摂取はリポ酸の吸収を低下させるため、食事の約30分前や空腹時に摂ると効率的と言われています。
また、クリニックでαリポ酸の注射を行っているところも沢山あります。
料金は様々ですが、こちらの仙台市にある明神クリニックでは1回1,700円(メンバー1,500円)です。