【ポジティブな思考と幸福感】心が”楽”になる「認知行動療法」

毎日を楽しく過ごしたい!そのためには、心と体の相互作用を知り「幸福感」を感じる方法を実践して、思考と行動を変えなければいけまん。心の状態は体に現れ、体の状態は心に現れます。心と体は互いに「やりとり」(情報交換)をしているのです。

 

 

 

 

 

心身一如=認知行動療法

“心身一如”とは、曹洞宗を開いた道元禅師がといた言葉です。「心」と「体」は一体で切り離せないひとつのものという考え方。修行(体)によって悟(心)曹洞宗を開いた道元禅師がといた言葉です。

仏教で、肉体と精神は一体のもので、分けることができず、一つのものの両面であるということ。▽「身心」はからだと心。「心身」とも書く。「一如」は真理はただ一つである意。「一」は不二、「如」は不異の意。異ならないこと。  

三省堂 新明解四字熟語辞典より

変えにくい「心」(気分)を比較的変えやすい「頭」(思考・認知)と「体」(行動)へに働きかけ、変容する治療。

認知行動療法とは「認知療法」と「行動療法」の2つが統合された治療法の事です。認知療法は、考え方を見直す治療方法です。考え方が、「悲観的」「否定的」になっている場合にその修正をはかります。認知のゆがみに気がつくと行動にも変化が現れます。行動療法と繋がっています。行動療法は、行動面に働きかける治療療法です。生活の支障となっている不合理な行動習慣を、変える事に用いられています。条件と行動の間には認知が介在しています。認知療法と繋がっています。

「認知行動療法」については下記リンク先に書いてあります。

頭と心と体の相互作用

頭で「大変だ!危険だ!おかしい!対応できない!不当だ!」などと感じると、心では「怖れ・不安・緊張感・怒り」などの症状が現れます。それが、体では「動悸・過呼吸・食欲低下・首(肩)こり・めまい・手足の震え・不眠・易怒性」となって現れます。

「社会不安障害」の原因は人であったり、「強迫性障害」の原因は戸締りだったりします。例えば、「大変だ!対応できない!」と頭での考えが「心拍を倍増させて血流循環」を上げます。これが、動悸という症状にに現れます。

野生動物では、ライオンの睡眠時間は約14時間に対してシマウマは約1時間と非常に少ないです。シマウマは、夜間の襲撃にそなえて眠らなくしています。これが「不眠」という症状になります。

生き延びるためには必要な本能(ストレスに遭遇した時の交感神経刺激症状)は野生では大切な能力。野生では敵に追われていますが、人は「時間・お金・人間関係」に追われています。

 

 

 

 

 

利益(長所)・不利益(短所)法

全ての現象はコインの裏表のように「メリット」と「デメリット」が存在します。ポジティブな人は、プラスの面を思いつきやすい。それを瞬時に同時に考えられるとバランスのとれた考え方ができる。

ワーク①「利益・不利益法」

不利益(短所) 利益(長所)
会合に出るのは緊張する 新しい人と話をすると発見がある
英語の勉強は大変だ 世界中の人と話ができるきっかけになる
マイナス思考でダメだ 慎重派で、熟慮型の人間だ
1日中寝てしまって無駄にした 1日たっぷり充電できた

利益・不利益法は練習が必要です。ダイエットでも筋トレでもすぐに効果は表れません。マイナス思考になった時、ノートに書いて練習してください。長所に変換できない時は、「ネガポ辞典」というおもしろいアプリがあります。

iPhone用「ネガポ辞典

■Android用「ネガポ辞典

またシマウマに例えますが、500回草が揺れていて499回は単なる風のせいです。だけど1回でもライオンが隠れているせいだったら、逃げないと死んでしまいます。シマウマは、本来全てライオンかも?と考えにげることが生き延びる能力です。ネガティブでないと、生き残れないのです。これが「自然の法則」です。

「ポジティブ」(根拠がない楽天)は人間だけが持つ能力です。人類で初めて月面着陸した「アポロ11号」はファミコン以下のコンピュータだったと言われています。ファミコン以下ですよ。今考えると恐ろしいです…。人間だけが月に行けるんじゃない?帰ってこれんじゃない?と考えて行ってしまうんです。基本は、この能力は思い込みなんです。真実に気がつくと、思い込みの世界に戻るのが難しくなります。

正常がマイナス思考。マイナス思考は自分のせいじゃない!

HIDEOUTHIDEOUT

私は、いいこと日記のノートにプラスして「利益・不利益法」を追加して練習しています。

 

 

 

 

 

まずは笑っている

①脳の働きが活性化:笑うと脳の海馬の容積が増えて、記憶力がアップする。また、笑いによって脳波の中でも「アルファ波」が増えて脳がリラックスする。意志や理性をつかさどる大脳新皮質に流れる血液量が増加するため、脳の働きが活発になる。

②血行促進:思いっきり笑った時の呼吸は、深呼吸や腹式呼吸と同じような状態になる。体内に酸素がたくさん取り込まれるため、新陳代謝も活発になる。

③自律神経のバランスが整う:通常起きている間は交感神経が優位になっているが、笑うと副交感神経が優位になる。交感神経とのスイッチが頻繁に切り替わることになり、自律神経のバランスが整う

④筋力アップ:笑っている時は心拍数や血圧が上がり、呼吸が活発になり酸素の量も増えていわば内蔵の体操状態になる。さらに大笑いするとお腹や頬が痛くなるように「腹筋」「横隔膜」「顔の表情筋」などが鍛えられる。

⑤幸福感と鎮痛作用:笑うと脳内ホルモンであるエンドルフィンが分泌されます。この物質は幸福感をもたらすほか、ランナーズハイの要因ともいわれ、モルヒネの数倍の鎮痛作用で痛みを軽減します。

大阪の枚岡神社(通称お笑い神事)では、12月23日に参加者全員で「20分間笑う」という行事があります。20分です笑

参加者の中には、うつ病が治ったという人もいますので興味がある方は参加してみてはいかがですか?

 

 

 

 

 

自分を褒める

日本人は、人に褒めてもらうまで、自分を褒めないのが奥ゆかしいと錯覚しているところがあります。自分で自分を褒めるのが苦手なので、できる人をみると「ビックマウス」と嘲笑したりします。自分の機嫌は自分でとれるようにもっと大人になりましょう!

ワーク②「自分を褒める」

例)寝ないで講義を聞いている私は、先生に対して思いやりもあるし集中力もあるので素晴らしい!

感謝する

感謝とは、起きていることすべてを「素晴らしい」と全面的に肯定すること。感謝こそが究極のプラス思考です。

ワーク③「感謝する」

例)仕事で鬱になったが、自分が大切にしたいのは家族と分かりました。ありがとう!

HIDEOUTHIDEOUT

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。感謝!!